日本の民族衣装であるきものの縫製企業として
「ベトナムで日本一」になる事が日本とベトナムの
架け橋になると信じて頑張っています。




日本「経済」の発展は、国の歴史そのものである着物を抜きに語ることは出来ないと歴史を知る者は誰でも理解している事です。
明治維新後及び戦後の日本の発展を支えて来た日本の物つくり・・(数々の書籍や文化遺産、またトヨタ自動車の創業時にも見て判るとおり)着物を通し培われた(江戸文化からみる)物つくりの精神の極みに焦点を合わせる事の大切さ(着物の持つ意味)を考える必要性が今後求められているのである。理由の一つに江戸文化の結晶である着物こそが「地球」の中で世界に誇れる(もったいない)を育んできた生みの親である事をどれほどの人が知っているのだろうか?
世界に誇れる唯一稀な日本の直線文化(日本建築に見て取れる直線建築の数々、畳や障子礼節に至るまで)の象徴である直線文化の着物とは何か・・を振り返る事が如何に大事か~と言う時代に来ているのである。例えば着物の生地の幅はなぜ小幅なのか、着物の裁ちに見る直線裁ち(洋服は曲線裁ち)の意味は何か、仕立てた着物を解いてまた一枚の生地に戻る衣服である着物地に見える文化・・を振り返る時代に来ているのである。
その理由ですが・・
戦後の社会はすべてが利益優先になり、その結果着物が入った(多くの)タンスが捨てられる時代を過ごし結果着物が持っていた本来の大切な役割は忘れさられ、また大量生産される洋服以下の扱いをされ続けてきたのである。よって着物が持つ役割など「教育」の分野には生かされる事もなく現代に至ってしまったのである。着物と洋服の持つ意味がどれほど違うか・・など必要とされず、皆、西洋化やブランドに走った時代背景にこそ現在の日本人の精神の衰退を招いたとも言えるのである。
家族の中で、き(モノ)を大切にすることは家族(人)を大切にする真の「優しさ」に通じ、家族(子供)への想いやりを込めて縫った(普段の)着物姿こそが着物の精神であり日本文化の礎だったはずである。残念ながら着物の持つ意味を正しく伝える役割となるはずの着物関連業界もこの分野の「専門家」も不在、その上、家族への想いやプライドを利用した販売手法による売り上げ重視の結果・・全国の消費者から着物への不信感を持たれることとなり、着物離れの役割も担ってきたのである。
着物は「日本人が(魂を)込めて縫う事で初めて着物になる」「着物を縫う事は日本人の最後の砦」と言う信念を曲げる事が出来ないままバブル崩壊直前に私はヴェトナムに出会った事は宿命だった事。また先人の「努力」の結果の結晶である着物を後世に知って貰いたいという視点から会社を経営する立場で現在に至ってること。また着物の一字を頂き「衿子」と戸籍から改名する出会いにも恵まれた事。そして今後もヴェトナムから日本に着物を発信していくと新たに決め「7つの理念」をHPに掲げました事。「私の遺言」としてここに掲載させて頂きました。

<三つの言葉 BA ?I?U C?N L?U Y>

  1. 1人1人の注意が仕事を守る
    S? chu y c?n th?n c?a m?i ng??i la t? b?o v? vi?c lam c?a chinh minh.
  2. 今の仕事を大切にする事は、自分を大切にすることである
    Tran tr?ng cong vi?c hi?n t?i la tran tr?ng chinh minh.
    Hay suy ngh? th?t k? l??ng! Hay h?t s?c chu y c?n th?n!
  3. 「焦がした」「溶かした」「シミ付けた」「まちがった」と言わないように努力する。
    Hay suy ngh? th?t k? l??ng! Hay h?t s?c chu y c?n th?n!
    Khong noi m?t cach ??n gi?n la:
    [?a l? ?i vang][?a l? ?i chay][?a l? lam d?][?a l? lam sai]